島根県議会 2009-09-02 平成21年9月定例会(第2日目) 本文
知事は民主党の圧勝、自民惨敗の要因についてどのような御見解をお持ちなのか、御所見を伺うものであります。 次に、鳩山新政権に対する期待についてであります。 衆議院の選挙の結果を受けまして、朝日新聞社が31日、1日に実施いたしました緊急全国世論調査によりますと、民主党中心の政権に期待をすると答えた方が74%に達し、期待しないという方はわずか17%でありました。
知事は民主党の圧勝、自民惨敗の要因についてどのような御見解をお持ちなのか、御所見を伺うものであります。 次に、鳩山新政権に対する期待についてであります。 衆議院の選挙の結果を受けまして、朝日新聞社が31日、1日に実施いたしました緊急全国世論調査によりますと、民主党中心の政権に期待をすると答えた方が74%に達し、期待しないという方はわずか17%でありました。
去る八月三十日の第四十五回総選挙は、民主党三百八議席、自民党百十九議席と、民主大勝、自民惨敗に終わり、自民党は、一九五五年の結党以来半世紀余守ってきた第一党の座から転落、また、十六年ぶりに政権政党としての地位を明け渡すこととなりました。
一言で言うなら、自民惨敗、民主圧勝であります。(拍手)私は、今回の参院選の争点は、小泉改革路線を継承するとした安倍首相を国民がどう評価するのかであったと考えています。すなわち、年金の問題に象徴される自民党政権の国民生活軽視、破壊の政治に対し、国民の生活が第一と訴えた民主党の主張が格差と生活不安に苦しむ有権者の琴線に触れ、多くの共感を得、民主党への支持となって結実したものと考えています。
自民惨敗、民主躍進の要因として、多くの論評は、安倍首相が参議院の争点として当初考えていた憲法改正など、「戦後レジームの脱却」と「美しい国へ」のスローガンは、就任直後の一年は支持が大変高いものがございましたが、五千万件を超す宙に浮いたいわゆる消えた年金問題、閣僚の失言や数人の閣僚辞任につながった政治と金の不正問題にかき消されたこと、それに対する安倍首相の指導力、対応力のなさが国民の信頼を失ったことが大